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伽藍・施設

 御   堂

御堂正面

 親鸞聖人700回大遠忌を記念して昭和33年から改築工事に着手し、昭和35年に工事が完了しました。一部建立当時が現存しています。

内  陣

 内陣正面の映像です。元禄7年(1694)に御堂が建立されましたが、建立当時のままです。

御本尊

 延宝4年(1676)本山より木佛御免となり、爾来、金光寺のご本尊として鞍岡地区の念仏の行者を照護して下さいます。平成16年(2004)親鸞聖人750回大遠忌記念として修復しました。

御開山 親鸞聖人

 御開山親鸞聖人(1173~1263)の絵像です。『顕浄土真実教行証文類(教行信証)』を著わされ、浄土真宗を立教開宗されました。『教行信証』以外にも、たくさんの著述を残されました。漢語の著述、和語の著述とありますが、『浄土和讃』『高僧和讃』『正像末和讃』の三帖和讃は、今様という七五調の歌形式でわかりやすく浄土真宗のみ教えをお伝えくださっています。
 当山の絵像は、第4世釋浄安の時に本山より求めました。(阿弥陀さまの右隣)

蓮如上人(浄土真宗中興の祖)

 本願寺第8代御門主蓮如上人の絵像です。蓮如上人が御門主になられた頃、本願寺はさびれた小さな教団でしたが、蓮如上人は、教団を改革され、御文章(お手紙)を門信徒に送る、あるいは門信徒と膝を交え、み教えをお伝えになりました。浄土真宗を現在のような教団に復興されたので、「浄土真宗中興の祖」と呼ばれるようになりました。(阿弥陀さまの左隣)

七高僧

 お釈迦さまがインドで多くのみ教えをお説きになりました。そのみ教えの中に阿弥陀如来の本願のはたらきにより救われるとみ教えがあります。そのみ教えはインド・中国・日本の七人の高僧によりあきらかにされ、そのみ教えを受け、親鸞聖人が私たちに他力の信心をいただいて本願(念仏)のはたらきにより救われるということをお伝えくださいました。
 その高僧型のお姿を一幅にしたものがこの絵像です。インドの龍樹・天親の両菩薩さま、中国の曇鸞大師・道綽禅師・善導大師、日本の源信和尚・源空(法然)上人の七高僧さまです。(向かって左余間)

 鐘   楼

寛延2(1749)年建立。梵鐘は第二次世界大戦時に供出し、昭和46年まで無い時代が続いた。

 山   門

天保11(1840)年建立。五ヶ瀬町文化財指定を受けている。

庫 裡

書院

寛文2(1662)年建立。明治10(1877)年3月20日、西南戦争熊本田原坂の戦闘に敗れた薩軍はそれ以後次第に撤退していく。浜町軍議で一旦人吉まで退くことを決めた薩軍が4月22日鞍岡の地に到着。西郷隆盛率いる2千人は鞍岡に一泊。西郷は金光寺のこの書院に泊まったと記録にある。4月22日には桐野利秋率いる軍が到着。桐野利秋もこの書院に宿泊と記録あり。

仏 間

昭和55年改築以来、朝夕お参りをしているお内仏。
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宮崎県西臼杵郡五ヶ瀬町大字鞍岡
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